昔から、「手あて」といわれているように、人間の手を使うハンドマッサージは、究極の癒しといえるのかもしれません。
美容器具が発達した現代でも、手のあたたかさや、絶妙な力の入れ具合によって伝わるエネルギーには、器具とは比べられない心地よさがあります。
人は、痛いところには、自然に手が伸びるものです。
おなかが痛いときはおなかを押さえ、頭が痛いときは、頭を抱えます。
素人のわたしが、よく使う簡単なハンドマッサージは、便が出にくいときに、腸の蠕動運動を促進する方法です。
ひらがなの「の」の字を描くように、おなかを順に押さえていくのです。
なぜだか理由はわかりませんが、仙骨の辺りを片手でそっと押さえることも有効です。
知っていると便利なので、少し、勉強してみようかなと思い、自分でできるマッサージの本を数冊購入して、ときどき調べながら実践しています。
血の巡りがよくなって、心地いいのですが、たまには、人にしてもらいたいものだなあと思います。